日本病巣疾患研究会

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2018.10.11お知らせ

市民公開講座と会員セミナーのお知らせ

NPO法人日本病巣疾患研究会は、2019年2月17日に市民公開講座と会員セミナーを行います。

ご自分のまた周りの方々の健康のために参加されてはいかがでしょうか。

※順次内容を追加していきます。

開催場所:東京八重洲ホール(両方とも)

 

  <市民公開講座>

演題 「上咽頭炎を治して健康な体へ(~耳鼻咽喉科医師が係わる全身疾患~)」

講師  萩野仁志先生(はぎの耳鼻咽喉科、日本病巣疾患研究会会員)

参加費 無料

時間 14:00~16:00 (13:30開場)

場所 八重洲ホール(地下ホール)

内容 萩野先生よりメッセージ

 私が開業医を始めたころは、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、風邪症状としての咽頭炎や耳が痒い人、中耳炎の方などで診察室が賑わっていました。
最近の私の診察室はIgA腎症を始めとした腎疾患の方や皮膚疾患の方、耳鼻咽喉科領域ではありとあらゆる検査をしても原因がわからず症状が良くならない後鼻漏の方や声がかすれた方、耳の閉塞感を訴える方が大半を占めています。
西洋医学で標準的な診察を受けても異常がみつからなかったり、治療を受けても改善が見られず行き詰ったときに上咽頭を中心とした診療を受けて頂くと、治療の方向性が見えてくることがとても多いのです。
上咽頭炎を治療することによって対症療法で治らなかったものが根治的な方向に向かうと患者様と医師とが大きな喜びを共有することができます。
どのようなきっかけで私が、上咽頭炎に興味を持つようになったのか、また上咽頭炎を治療することによって患者さんにどのような変化が起こるのかを、実例を交えてお話しようと思います。

講師紹介:萩野仁志先生は、日本病巣疾患研究会会員で、耳鼻咽喉科専門医として様々にご活躍中です。またご自分が病気になった経験を生かして、薬を使わずに治療をしていくという観点から治療をしています。

「謎の耳づまり病を自分で治す本」(マキノ出版2018)を上梓。

 

お申し込みはこちらから(無料)

 

  <会員向けセミナー>

「迷走神経―その進化をたどり病気を見つめるー」

講師 永野千代子先生(堀田修クリニック・NPO法人日本病巣疾患研究会 理事)

抄録

上咽頭擦過治療(EAT)は幅広い免疫疾患・神経疾患や心身症状を治癒/回復に導く治療法として広まってきました。感染病巣除去と免疫応答の改善、上咽頭うっ血の解除による脳循環や迷走神経機能改善、などがその機序として提示されています。
さて、自律神経の働きはこれまで交感神経と副交感神経という2系統で説明されてきましたが、近年、魚類から哺乳類にいたる5億年の生命進化の過程で副交感神経機能の約80%を司る迷走神経も進化を遂げ、ほ乳類では無髄背側迷走神経から新たに有髄腹側迷走神経が分岐してきたことがわかってきました。よって今日、自律神経機能は交感神経、背側迷走神経、腹側迷走神経の3系統のシステムとして捉え直す必要があります。
今回の講演ではこうした視点をとり入れて、迷走神経を巻き込む様々な疾患についての新しい考え方をお話します。特に、迷走神経を上行して進行するプリオン病とパーキンソン病、腹側迷走神経機能異常を背景とするストレス障害(特に心的外傷後ストレス障害)について焦点を当てます。さらに、ヒトの腹側迷走神経を守り育てる為に、乳児期から、神経解剖学的に腹側迷走神経に接続している、のど・顔・頸・中耳・心臓・肺の筋肉を発達させることの大切さにも言及し、このことが後年のストレス耐性の獲得や豊かな社会生活・愛着行動にとって重要であるとするポリヴェーガル(Polyvagal)理論を紹介します。

参加費 3,000円(税込)

定員 50名(受付順)

場所 八重洲ホール(201号)

時間 10:00~12:30(9:30開場)

講師紹介:永野千代子先生は、病巣疾患研究会理事長の堀田修先生と共に長年病巣疾患治療の研究・治療を行ってきました。前職の仙台日赤病院小児科では部長してご活躍されました。

略歴


1983年 東北大学医学部卒業、 初期研修終了後小児科教室入局.
1991年 仙台社会保険病院出向中に堀田修先生考案の扁摘パルス療法が腎炎小児にも著効することを実感す.
その後、東北大学病院、マイアミ大学医学部、ジョンスホプキンス大学医学部にて腎疾患の臨床と基礎研究に従事.
2000年 仙台赤十字病院小児科に着任仙台赤十字病院小児科 部長
東北大学医学部小児科 臨床教授をへて現職

医学博士、小児科専門医、腎臓専門医、プライマリケア連合学会認定医

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